薬いらずな体になるためには
体の調子が悪いとつい飲んでしまう薬ですが、その場しのぎで、また同じ症状を繰り返してしまいます。何度も服用すると効きが悪くなったり副作用があったりと、できれば使いたくない方もいらっしゃるのではないでしょうか?薬に頼らない体作りのために必要なことをお話します。
目次
体の不調の原因は?
体の不調で多いのが
・頭痛
・胃もたれ、胃痛
・便秘、下痢
・生理痛 などです。
体の痛みで多いのは
・腰痛
・肩こり
・首の痛み
・膝の痛み などです。
このような症状の
原因は、実は骨盤の歪みからによるものが多いです。
日常の癖によって骨盤がゆがむ
↓
背骨が歪む
↓
筋肉のバランスが崩れて血行不良になる/神経の通りが悪くなる
↓
体に痛みが出る/頭痛などの症状が出る
というふうに、骨盤の歪みから痛みや不調が起こります。
薬は『対症療法』
あなたは痛みや不調が起こった時にどうするでしょうか?
頭痛などがある時は、鎮痛剤などの薬を飲む方が多いですし、体の痛みがある時は湿布を貼ったり、痛み止めやブロック注射などをされる方もいらっしゃいます。
このような不調や痛みに対して、その症状を一時的に抑える薬や湿布などのことを
『対処療法』といいます。薬を飲んだり湿布を貼ったりした時は楽になりますが、多くの場合はまた症状が出てきてしまいます。
薬は副作用もあったり、服用を続けると内臓にも負担がかかるため、長期的に服用するとかえって健康を害してしまう場合があるので、不調の原因を取り除いていく必要があります。
不調の原因を取り除くには?
それでは、不調の原因を取り除くにはどうしたらいいのでしょうか?
不調の原因は骨盤の歪みなので、やはり骨盤の歪みを整える必要があります。
①歪んだ骨盤や背骨を整える
②歪みやすい生活習慣を整える
ことで根本的に症状を改善していけます。
①歪んだ骨盤や背骨を整える
日常生活の癖で骨盤は歪みます。
・足を組んで座る
・横座りをする
・猫背(デスクワークなど)
・うつむく姿勢(スマホをよく見る)
などで骨盤や背骨は歪むのですが、1日で歪むわけではなく、毎日少しづつ歪んでいくので、長い時間をかけて歪んだ体は、歪んだ状態が正しい状態だと覚えてしまいます。なので、まずは正しい状態を作ることと、筋肉や関節が正しい状態を覚えやすくするために可動域を広げたり動きをよくしてあげる必要があります。
それにはプロの技術を使った施術がおすすめです。
②歪みやすい生活習慣を整える
歪む原因は日常生活の癖(歪むと癖の状態が心地よくなる)なので、正しい状態を覚えさせる体操を習慣化すると、例えば普通に足を伸ばして椅子に座るよりも足を組んでいる方が楽な状態から足を伸ばして座ったほうが楽に感じるようになったりします。また、足を組んで座ってしまって、「また歪んだな...」と罪悪感やストレスを感じるよりも、その後に自分で整えることができればストレスも感じにくいですよね。
他にも、正しい姿勢で寝る・寝ている間に歪みを整えられるような寝具にしたり、体の中身から変えてあげると、歪みにくい体(生活習慣)にしていくことができます。
薬いらずで健康な体を!
薬を慢性的に服用している人は、痛みや不調が起こるのが当たり前のようになってしまっています。ですが、痛みや不調の原因=根本から取り除くことができれば、薬を飲むことは当たり前ではなくなってきます。(※服薬治療が必要な場合は除きます)
私も、以前は生理痛や頭痛があってたまに薬を飲むことがありました。ですが、原因を知って、根本から改善していったので、今は抜歯したとき位しか鎮痛剤は飲んでいません。お客様でも、以前は頭痛がひどくて薬が手放せないと言っておられましたが、今は頭痛がでなくなったという方もいらっしゃいます。
痛みや不調には原因がありますが、原因が何かを知らない方が多くいらっしゃいます。一度、体がどうなっているからこの症状が出ているということを知るためにも、自分の体と向き合ってみてはいかがでしょうか?