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あなたの肩、巻いてませんか?

猫背が気になっている方は、巻き肩になっている可能性が高くなります。巻き肩とは何か?特徴や原因、改善方法についてお話していきます。

目次

巻き肩って何?

巻き肩という言葉を聞いたことがあるでしょうか?肩が巻いている?どんな状態?と思われる方もいらっしゃると思いますので、まずはどういったものなのかを見ていきましょう。

巻き肩チェック

自分の肩が巻き肩になっているかチェックしてみましょう!

□立ち姿を横から見たときに、肩が耳より前に出ている。
□アゴが前に出ている
□猫背
□仰向けに寝たときに、肩が敷布団につかない。

当てはまるものがあると巻き肩ということになります。

原因

巻き肩になる原因は、
スマホやパソコンの使いすぎなどで、腕を内側に閉じた姿勢が続くと、胸の筋肉が縮こまって肩が内側に丸まっていく。
 ↓
肩が内側に巻かれ、胸の筋肉の萎縮が続くと、胸の反対側にある肩甲骨周りの筋肉が引っ張られ、背中が丸まっていきます。
 ↓
猫背になる
 ↓
歪んだ骨格とのバランスをとるためにアゴが前に出る。

生活の中で行う家事や仕事、勉強、育児、スポーツなどは、基本的に前で物事を行うので、どうしても肩が内側に入ってしまいます。
また、就寝時の姿勢も、横向きで寝ると下側になる肩は内側に入ってしまうため、巻き肩の原因になります。

症状

巻き肩になると、様々な症状が出てしまいます。
・肩こり
・首コリ
・頭痛
・目の疲れ
・肘や腕が痛くなる
などの痛みやコリもありますが、
巻き肩(猫背)になるために呼吸が浅くなり、
・自律神経失調症(不眠、動悸、めまいなど)
・疲れやすくなる
といった不調の原因にもなりますし、
・代謝が落ちる
・胸が垂れる
といった見た目の変化にもつながってしまいます。

巻き肩の改善方法

それでは、巻き肩を改善していく方法を見ていきましょう。巻き肩の予防にもなりますので、日常的に気をつけるといいですよ!

スマホなどの使用時の姿勢

スマホを使うときの姿勢は、皆さんだいたい同じ、背中を丸めて下を向いて…といった感じではないでしょうか?使うときの姿勢だけでも巻き肩を予防することができます。
・スマホの位置は目の高さに。
・顎を引いた状態で、まっすぐ見る。
・30センチ離す。
→スマホを持っている腕の肘を、反対の手で支えると、だいたい上記の姿勢になりますので試してみてください。

パソコンを使う時は、可能ならモニターを目線の高さまで上げられるといいですね。顔が前に出ないようにアゴを引き、肘を脇につけた状態でキーボードを打てるくらいの距離がベターです。

また、座り方は、椅子の背もたれにお尻をつけて、頭が天井から吊るされているイメージで座ると、胸が開いて顔が正面を向きます。
椅子が低すぎると、足を投げ出してしまうため、ヒザ下をまっすぐに下ろしたときに足の裏が地面につく高さのものを選ぶといいでしょう。

巻き肩解消ストレッチ

手軽にできる巻き肩解消のためのストレッチを紹介します。
①肩甲骨を寄せる
両方の肩甲骨を背中の中心に引き寄せるイメージで限界まで内側に引き寄せる。
→5秒キープして緩める×5セット

②肩すぼめ
両肩を力いっぱい引き上げて5秒キープ
→ストンと落とす×5セット

③頭の後ろで腕組み
両腕を頭の後ろに回す
→右手で左の手首を持ち、右手の方へ引き寄せて気持ちよく伸ばす。反対側も

姿勢を整える

肩が内側に入ることで猫背になりますが、猫背になると身体全体のバランスが崩れてしまいます。そうなると、肩周りだけをなんとかしても姿勢は改善されません。全身の歪みを整えることが必要になってくるので、身体の土台である骨盤の歪みを整えながら巻き肩(猫背)を改善していくことが重要になってきます。
当サロンでは、カイロプラクティックの施術とともに、自分で歪みを整える骨盤体操や、健康になるための栄養、睡眠などの指導、筋力アップのためのトレーニングなど、ホームケアについてもお伝えしております。

毎日の積み重ねが大事です!

いかがでしたか?
巻き肩は、スマホやパソコンを長時間使う現代ならではのものとも言えるかもしれません。スマホやパソコンはとても便利で、気がつくとあっという間に時間が経ってしまいます。その間、ずっと同じ姿勢をとりつづければ、それだけ姿勢が崩れてしまいます。
使うときの姿勢を気をつけたり、身体のケアをするだけで症状が起こることを阻止することができますので、ぜひ使用中の姿勢や普段の姿勢を客観的に見てみてくださいね!

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