肩甲骨を動かそう!
背中に羽のようについている肩甲骨は、動きが悪くなると肩こりなどの原因になります。そんな肩甲骨についてみていきましょう。
目次
肩甲骨は大事!
肩甲骨は腕と肩をつなぐ骨で、周りには首と肩、腕や腹部を動かす筋肉など上半身を動かす筋肉多くが集まっています。そのため肩甲骨と上半身の動きには大きな関係があるのです。
肩甲骨は、他の関節と違って靭帯などで固まっておらず、筋肉で繋がっています。そのため、肩甲骨は上下・左右・回旋など、肋骨の上をスライドするように動けます。
肩甲骨が固くなると?
肩甲骨の周りには筋肉が沢山ついているので、その筋肉が固くなると肩甲骨の動きが悪くなってしまいます。
猫背の姿勢になることで、筋肉のバランスが崩れて筋肉の動きが悪くなったり血行不良になり、肩甲骨の動きが悪くなるのですが、それによって肩こりや首コリが起こりやすくなり、頭痛などにも繋がってしまいます。
肩甲骨チェック!
それでは、今の肩甲骨がどんな状態化をチェックしてみましょう。
1.壁に背をつけて立ち、腕を伸ばしたまま肩の位置まで上げる。
手のひらは下向きに。
2.そのまま壁伝いに腕を上げていく。
痛みを感じず無理なく上げられるところまで腕を上げて、角度をチェックする。
肩の水平ラインから腕が上がったところまでの角度で、肩甲骨の状態を判定します。
0~45度=ガチガチ
肩甲骨周辺の筋肉が硬く、肩甲骨の動きが悪くなっています。
45〜60度=少し硬い
肩甲骨周辺の筋肉が少し硬くなっていて、肩甲骨の動きもやや悪くなっています。
60〜90度=問題なし
肩甲骨が柔軟に動いています。
肩と水平の高さまでは、肩関節の動きだけで腕を上げられますが、それ以上に腕を上げるためには、肩甲骨のスムーズな動きが必要になります。
まずは姿勢!
肩甲骨の動きを良くして肩こりや首コリを解消していくには、何をしたらいいのでしょうか?
まずは、姿勢を良くすることが必須です。
身体がゆがむと、姿勢が悪くなり、方が内側に入ってしまうことで肩甲骨が正しい場所で正しい動きができなくなってしまいます。周りの筋肉も固くなったり引っ張られたりして正しい場所に戻せなくなってしまうため、その状態でどれだけストレッチや運動をしても効果が出にくいのです。
ですので、身体のゆがみ(骨盤のゆがみ、背骨のゆがみ)を整えてから肩甲骨を動かすストレッチなどを行いましょう。
肩甲骨体操
次に肩甲骨を動かす体操をしていきましょう。
①椅子に浅く座り、肩幅くらいでタオルを両手で持ち、腕を頭の上に伸ばします。
②ゆっくりとタオルが頭の後ろに来るように腕を曲げていきます。
胸を張るように、肩甲骨を寄せるように意識しましょう。
10回ほど繰り返します。
肩甲骨と肩甲骨の間には、褐色脂肪細胞という細胞があるため、肩甲骨を寄せて刺激してあげることで代謝を上げることができて身体もポカポカそてきますよ♪
元気な毎日を!
いかがだったでしょうか?
当サロンにも、肩こりや首コリ、四十肩でいらっしゃるかたが多いですが、やはり肩甲骨の動きが悪い場合が多いです。
肩が痛いと、日常生活のちょっとした動作が苦痛になってしまうので、なるべく早く解消したいですね。また、猫背や巻き肩が気になっているという方は、肩の調子が悪くなる可能性も高いので、今から姿勢を良くして症状が出ないようにしていきましょう。
肩甲骨の動きや姿勢、からだのゆがみが気になっている方は、ぜひ一度当サロンへお越しください♪