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日常のクセとゆがみ

最近では、骨盤や身体のゆがみの原因が日常生活のクセによるものだということを知っている方も多いように感じます。どうして日常のクセでゆがむのか、ゆがむとどうなるかについて見ていきます。

目次

ゆがみが起こる原因

身体のゆがみは、身体の中心にある骨盤がゆがむことで身体全体のバランスが崩れて姿勢が悪くなり起こります。
その骨盤がゆがむのは、日常で何気なくするポーズや習慣によって起こります。

何気ないポーズや習慣、してませんか?

普段の何気ない行動が骨盤(骨格)のゆがみに繋がっていることがあります。
こんなポーズや生活習慣に心当たりはありませんか?

・足を組んで座る、横座りをする
→無意識にやってしまう人が多い、足を組むポーズや横座り。楽な格好でもありますが、やはり重心が偏り、骨盤が歪んでしまう原因になります。

・片足に重心をおいて立つ
→立ち仕事や信号待ち、電車の中など、ついどちらかの足に重心をかけて立っていませんか?重心が偏ると、自然と骨盤がゆがんでしまうことになります。

・柔らかいベッドやソファでくつろぐ
→柔らかいベッドやソファで長時間くつろぐと、常にお尻が沈み込んだ状態になり、背骨のカーブがなくなってしまいます。

・腰や背中が丸まった状態で長時間座る
→仕事などでデスクワーク・パソコン作業などをする人によく見られる姿勢です。腰が丸まった状態だと背骨の反りがなくなり、猫背の状態になってしまいます。

・肘付きや肘枕をよくする
→このポーズも、片足に重心をおくのと同様にどちらかに重心がかたよってしまいます。肘枕で足を交差して寝転ぶのもNGです。

・スマホをみる
→手元のスマートフォンを見るために自然と顔が下を向き、頭が前にいきすぎて、バランスがとりづらくなります。肩こりや頭痛の原因にもなります。

・いつも同じ側の手でバッグをもつ、肩にかける
→いつも同じ側の手や肩にバッグを持つ・掛けると、筋肉の左右のバランスが崩れ、歩く姿勢までゆがみます。

・産後
→赤ちゃんを抱っこするときは、片腕で抱き、腰に乗せるようにして、もう片方の腕で作業をすることが多くなります。重心が傾き、骨盤がゆがむ原因になります。

ゆがみチェック!

ゆがみが起こると、背骨のS字カーブが崩れて姿勢が悪くなります。
ます、腰や首などの反り(アーチ)があるかどうかをチェックしましょう。


〈腰のアーチチェック〉
横から見た腰のアーチをチェックしましょう。姿見で自分でチェックしたり、家族に見てもらったり写真に撮って確認しましょう。
・両手を上にあげる
→横から見て、背中からお尻にかけてのラインがキレイなS字を描いていればOK。
NG・・・背中が丸まってS字ができていない、お腹がポコっと出ている(猫背)
    腰が反りすぎていてお尻がプリッと突き出している(反り腰)

〈首のアーチ〉
壁を背に立ち、首の位置を見てみましょう。
・背中を壁につける。
→首の後ろのアーチがやや前に湾曲し、背骨の上に頭があればOK。顎が出ず、首のラインがS字を描く。肩のラインがまっすぐ。
NG・・・猫背になっていて、顎が前に出ている。ストレートネックもこの状態。

〈ゆがみチェック〉
・うつ伏せに寝て楽な姿勢になる。
・片足ずつ、かかとをお尻に近づけるようにしてヒザを曲げる。
・反対側も同じように行い、左右の曲がり具合の差を感じる。
・両足を一緒に曲げる。左右の差を意識する。
→どちらかが曲げにくいと言った違いがある場合は、曲げにくいほうが歪んでいたり、骨盤の位置が下がっていることが多く、歪んでいる状態。

ゆがむとどうなる?

身体がゆがむと、様々な影響が出てきます。それは、痛みだけでなく身体の内側の不調やスタイル、お肌と本当に様々な部分に及びます。

〈痛み〉
・腰痛
・肩こり
・首コリ
・膝痛
・手足のしびれ
など

〈不調〉
・頭痛
・生理痛
・生理不順
・不妊
・便秘
・下痢
・胃痛、胃もたれ
・動悸
・自律神経の乱れ
・冷え
・血行不良
・疲れやすい
など

〈美容〉
・二重あご
・背中のハミ肉
・胸が下がる
・下腹ポッコリ
・お尻が垂れる、広がる
・下半身太り
・代謝下がる
・むくみ
・O脚
など

〈お肌〉
・シミ
・シワ
・たるみ
・顔色が悪い
など

これらの原因がゆがみだったと知ったら、すぐにでも歪みを整えよう!と思うのではないでしょうか?

歪みを整える

施術で骨盤(骨格)の歪みを整える

歪んだ骨盤を整えるには、施術を受けることによって正しい状態にするのも有効です。
整えるだけでなく、歪み方や姿勢のチェックをして、骨盤がどういった状態になっているのか?を知ることも欠かせないです。
また、骨盤だけ整えるだけでなく、歪みによってバランスが崩れてしまった筋肉を緩めたり、や動きにくくなった関節を動かしたりも施術で行うことでその後のケアがしやすくなります。

自分で歪みを整える

〈骨盤安定エクササイズ〉
腹筋が衰えてしまうと、腰を支えることができなくなり、腰のアーチが崩れやすくなります。まずは腹筋を鍛えて骨盤を安定させましょう。
①仰向けの状態で寝ます。両手は身体に沿った位置に置きましょう。
②ヒザをゆっくり立てた状態にします。
③そのままお尻をぐっと持ち上げます。この時に腰が曲がらないようにまっすぐ上げます。
②〜③を20回繰り返します。

〈歪み調整エクササイズ〉
腰の左右の歪みを調整します。ヒザを左右に倒してストレッチすることで、骨盤や腰が伸び、元の位置に戻ろうとするのを助けます。
①仰向けの状態になり、片方の足に反対の足をのせます(ヒザをクロスさせる)。
②下になった足の逆方向に倒します。上半身は反対側に向けてもOK。
③腰が完全に浮かないように注意して、反対側も同様に倒します。
②〜③を20回繰り返す。足を組み替えて同じように20回繰り返します。

〈骨盤の歪み調整エクササイズ〉
腰を回して骨盤の位置を調整します。
①足は腰幅に開く。
②腰を大きく回す。上半身が動かないように注意。難しければ壁に手をついて固定させるとやりやすい。
同じ方向に20回まわし、反対回しも20回行う。

〈首のアーチ調整エクササイズ〉
①首にタオルをかけて両手で軽く前に引く。
②反発するように顔を天井にゆっくり向ける。
③ゆっくり元の状態に戻す。
②〜③を10回繰り返す。

他にも、身体の状態に合わせた体操をお伝えしていますので、詳しく知りたい肩はサロンでご相談ください!

生活習慣を整える

施術や骨盤体操で整えても、骨や筋肉・関節の状態が悪ければ正しい状態を定着させることが難しくなってしまいます。骨や筋肉、関節の栄養が不足している場合は補ってあげないといけません。食べ物から摂取してもいいですが、効率よく摂取するにはサプリメントもおすすめです。
自分の身体に何が足りないかは、ご相談ください。
他にも、骨盤を歪みにくくするためには環境を整えるといいです。
骨盤は関節なので、その特性を利用して歪みにくくすることができます。それは骨盤を締めることです。
関節は、締めて動かすと正しい状態に戻ろうとするので、身体を動かす日中は骨盤を締めることで歪みにくくすることができます。

また、日中の歪みは、本来なら寝ている間にリセットできるので、リセットできるような睡眠環境を作るのもとても大事です。

歪みにくい身体づくりをしましょう!

いかがだったでしょうか?
日常のなにげないクセは、何気なくしてしまうからこそ改善していくのが難しかったりします。
よく、ゆがまない座り方はなんですか?と聞かれたりしますが、「歪んでしまう体勢をとってしまった!」とストレスを感じるよりは、その後で自分で歪みをリセットする行動をしていくほうがストレスも感じにくいとおもいます。ゆがみが整ってくると、自然とそういった体勢をとることがすくなくなってきますので、楽しく身体を整えて言って欲しいなとおもいます。
身体は、その人その人のゆがみ方があるので、よくわからないというときは、ぜひサロンに起こしいただいてしっかり自分の身体について知って、その上でケアしていただくのがおすすめです。
興味のある方はぜひ一度サロンへお越しくださいね♪

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